この世に生を受けてから幸いにも一度も病院のベッドにお世話になる事がなく過ごして来れた。
迷走~暴走する脳以外は、お陰様で何とか五体満足でこれました。
今は亡き両親から授かった貴重な尊き財産である。
そんな私がある日平熱ながら、珍しく喉の痛み〜咳き込み〜鼻水で苦しんだ。
普段はショートスリーパーの私だが2日間ほど熱い茶を飲んで早めに温かい布団に入ってじっくりと寝込んで回復をした……その2日目の目覚める少し前の浅い意識朦朧な夢の中に、生前愚直でストイック〜質実剛健で勤勉だった父が現れて優しく語りかけてきた。
「元気でやっているか? 皆と仲良くやっているか? ちゃんと真面目にやっているか?」のような言葉のオンパレードだった。
医療の知識が深い父だったが早めに私を迎えに来たのか?…と愚鈍で意思薄弱で何事にも大袈裟で小心者の私は一瞬思考したが、逆に喝と精気を入れに来てくれたのだろうと都合良く考える事にした。
そんな目覚めをした夜、本当に久し振りに娘家族と食事を共にした。
テニスに夢中で頑張っている孫娘に食事の合間に私が持っていった父の残していってくれた横文字だらけの日記を見せると「凄いね😵💫」と言いながら箸を止めてじっくりと読んでいる(というか眺めている)。
一体遺伝とはどのようになっているのだろうか?
隔世遺伝というが覚醒遺伝なるものもあるのだろうか?
私からの怪しき隠せい遺伝🧬は父が持っていってくれたかな?としみじみ思えた夜でした。
また座布団がアチコチから届くであろう本日の『じんせいテラス』になったと思います。