5月の大型連休~ゴールデンウィークも後半に入り、陽射しも日に日に暖かさを増して湿りがちだった路面上にも久し振りの砂埃が見られるようになってきました。
長年続けている近所の徘徊兼ねたボランティアパトロールですが、特に早朝の場合すれ違いざまの会釈や「おはようございます」の挨拶交わすだけの顔見知りも増えて、一日の始まりは心地よい朝を迎える事多き毎日を送っています。
華奢な外見通り繊細でガラスのハートを持ち合わせている私は最近の様々取り巻く混沌とする世情に心身共に疲弊した時も過ごしてきました。
今年のこどもの日の朝 たまに見かける常に独りポツンと俯き加減に歩いている小学校高学年らしき男の子に返事が返ってこないのはわかっていても「おはようございます」といつも通りすれ違いざまに声を掛けました。
そうしたら「おじさん おはようございます」と返答がありました。
驚いて振り返るとマスクを取って頭も下げてくれました。
何か嬉しくて「叔父さんではないでしょう？ お兄さんでしょう？」と言い返す事も出来なく手を振って別れました。
友人から届いた鯉のぼりの画像を眺めながら、純朴だった頃に戻れた祝日となりました。
