一年ほど前『素晴らしき98歳❗』で綴らせて頂いた瀬戸内寂聴さんが99歳で旅立たれました。
心よりご冥福をお祈り致します。
昨年初夏に旅立ちをした勤勉で読書好きの我が父に数年前プレゼントした短編小説集[わかれ]。
本を持って読む気力や視力が弱まってきていた父が、暫く頁をめくり読み出してから「活字を見るのにも疲れてきたなぁ😰」と少し寂しそうにポツリと呟いて本を閉じた姿が忘れられません。
その後この本の女流作家が歩んできた数奇な人生、世の男と女の生き様の機微など父と珍しく二人で語り合った事も貴重で懐かしい思い出です。
『じんせいテラス』を始めた翌日に父との別れが訪れたのも何かの巡り合わせと思い、一日一生 今を生きる の言葉を強く胸にしながら日々過ごすようにしています。
我がペンネームを 人生の瀬戸際弱小 にでもしようかなぁ?などと思考する私を父と母は誠に情けない😰と思いながら遠くから見守ってくれている事と思っています😅