じんせいテラス

出逢って触れ合って 楽しんで 笑って 心穏やかに 心元気に 心のオアシス 心のアクセント それがじんせいテラス

一日一生 今を生きる

コラム『日記から見える情景』の中にも勝手ながら登場させて頂いた夏目漱石が残した珠玉の作品の数々は、稚拙な人生歩み続ける私のような人間の脳であっても心に沁み通る栄養補給になっています。

山道を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。
 情に棹差せば流される。
 意地を通せば窮屈だ。
 兎角に人の世は住みにくい。

そして、、、、

今朝目覚めてから単行本の『草枕』をサラッと読み返してみた。
静寂の中、何度も読んできた有名な冒頭文で暫くはページが止まり、脳が覚醒する朝を迎える事が出来た。
コラム『座右の銘①』『座右の銘②』と

書き連ねてきましたが、毎朝目覚めて我が肝に銘じる言葉は『一日一生 今を生きる』という言葉です!
終わった事をいつまでも後悔し続けないよう、しかし反省は謙虚にキチンとしてゆきながら、今日という日を大切にしてゆこうと殊勝な気持ちで日々過ごすよう心掛けています。

山道を転げ落ちながら、こう考えた。
じみ智に働いて丸く生きてゆこう。
情に甘えて流される事も良いだろう。
意地悪されるのも修行の一つだ。
兎角に人の世は面白い!

自称令和の夏目漱石と語るのには、、、、百年早い、いや夢のまた夢の令和の似非パクリ人間と気付いた情け無い朝となった。